「ペレグリーノ」dancyu 2019.3.6

イカワさん、何を書いてもらっても構いません。好きなように書いてください。

「ペレグリーノ」高橋隼人シェフは、いつもそう言ってくれます。その度に、度量のある人だなぁと感心させられるし、信頼してもらえているのかな、と嬉しくもなります。

でも何より、表現ということ自体に敬意を持っていらっしゃるのだろうなと思うのです。

たぶんご本人が、表現に制約を認めない人なのでしょう。

取材対象者と書き手は、お互いに距離を保ったところで、相手をじっと見つめ合う関係だと私は思っています。なので、この10年見つめてきたことを、強いところも弱いところもひっくるめて書きました。

dancyu連載「東京で十年。」でした。

井川直子 | naoko ikawa

文筆業。