2023.05.29 02:37第2弾トークライブは日本橋で『ピッツァ職人』刊行記念 ナポリの魅力を、語り尽くす夜!6月12日月曜 19時〜 @誠品生活日本橋(リアル会場/オンライン配信)「ピッツェリア イル・タンブレッロ」店主・大坪善久さんとのトークイベント、テーマは「ナポリ」です。本書『ピッツァ職人』では第五章がまるっと大坪さんの物語。1990年代のナポリはマフィアとゴミの街といわれ、日本ではまだナポリ帰りのピッツァ職人が珍しかった時代でした。旅人だった彼は、ナポリの「光と影」に惹かれてこの街に住み、ピッツァを作る「人間」に心を掴まれて職人になった人です。中村少年をはじめ、数々の若き職人たちをいても立ってもいられないほどナポリへと駆り立ててしまった、あのモーレツに魅力的なナポリトークを生で聞いてもらえます!...
2023.05.19 00:57本日発売!『ピッツァ職人』登場人物『ピッツァ職人』ミシマ社5月19日(金)、リアル書店さまもウェブ書店さまもすべて発売!日本におけるナポリピッツァの到来と熱狂、その渦の中で職人となっていく日本の少年、彼を取りまくナポリと日本の職人たちのノンフィクション。Special Thanksとして、本書に登場するピッツァ職人や料理人、関係者のお名前を書いておきます。🍕主な登場人物 (登場順・敬称略)中村拓巳(ピッツェリアGG)サルヴァトーレ・クオモ(サルヴァトーレ・クオモ)柿沼佑武(すすむ) (聖林館)西川明男(SAKURAGUMI)青木嘉則(ピッツェリア ダ・アオキ タッポスト)小田原 学(バードランド)大坪善久(ピッツェリア イル・タンブレッロ)河野智之(ピッツェリアGG)大削恭...
2023.05.17 00:08『ピッツァ職人』刊行記念オンラインライブいよいよ来週水曜日!5月24日(水)19:00〜、中村拓巳×河野智之×井川直子によるトークライブ。「ピッツァ職人という生き方」本書の舞台となった「ピッツェリアGG」@吉祥寺から、人見知りの職人2人と配信します。職人、ってなんだろう?中村さんは、みんなが部活とか放課後のデートとか「学生」を謳歌している高校へ行かず、職人の道を選択しました。河野さんは、大学のみんなが企業や官公庁への就職活動に励むなか、ナポリのTシャツのおじさんに憧れました。2人が憧れた職人って何? なぜ「みんな」とは違う道を歩いていけるの?職人といえば修業、でも修業ってなんですか?そんなあれこれを聞いてみたいです。参加者のみなさんからの質問、メッセージもじゃんじゃん受付中!(締切はライブ前...
2023.05.11 03:47シカモアこんなマンガだらけのdancyu見たことない!けどマンガで表現される世界はジンジンきますね。今月の連載「東京で十年。」は101回、新たな大台です。世田谷線の一駅、世田谷上町から、秋に大分への移住が決まっている「蕎麦シカモア」。東京は流れる街、通り過ぎる街でもあります。それは悪いことじゃない。子どもが親元を離れて歩き出すように、地元から旅立つ夫妻。独りで(二人で)しっかり歩けるのは、十年、しっかり愛されて強くなれたからこそ。離れても、親戚に会うようにたまには東京へ帰ってらっしゃい。
2023.05.04 00:00連載小説「クオーコ・ジャポネーゼ」3°特集が大理石ですか!なんとニッチな!でもイタリア好きならわかる、バールやピッツェリアのバンコではお決まりの大理石。大理石といえばトスカーナのカッラーラ、その大理石が作る味・ラルド。連載小説は第3回で、タイトルの意味が明かされます。
2023.05.03 23:51沖縄の、眠れる花月刊日本橋5月号、連載エッセイは「沖縄の、眠れる花」。かつてイタリアで修業していた日本人コックが、帰国後に故郷へ散らばって、その土地土地のイタリア料理を作っています。形も似ている日本とイタリアは親和性がある。でも、さすがに亜熱帯の沖縄は難しい?と思いきや……というお話。沖縄は神秘。沖縄はおいしい。でもそれだけじゃない、大好きな島です。
2023.04.18 03:12『東京で十年。』4月18日発売dancyuの連載「東京で十年。」が書籍化。『東京で十年。 店をもつこと、続けること』(プレジデント社)となりました。dancyuでの連載が始まったのは2014年4月号から。第1回は「オステリア ナカムラ」。料理が好きで好きでというシェフと、気働きの利くマダム、ご夫婦で営むイタリア料理店です。こういう、ささやかな存在でもしっかり愛されて10年経ったお店の話を書きたいと、ずっと考えていました。スクラップ・アンド・ビルドの街、東京で10年続く店は1割ともいわれるなか、10年の場所に立ったとき、彼らは何を思っているのだろう?訊ねてみたくなったのが小さなきっかけです。その頃、さまざまな編集部から求められるのは「新しい店」で、特集記事の候補店探しでも「3年以内の...
2023.04.17 02:29新連載「女将のいる場所」@おとなの週末雑誌『おとなの週末』4月(5月号)から、隔月で新連載「女将のいる場所」が始りました。かつて別の雑誌で連載していた「地球は女将で回ってる」と同じチームで、写真家は大森克己さん、編集は中川節子さん。第1回は、浅草「水口食堂」です。今回、私は物語でなく「プロフィール」を書こうとしています。書籍『変わらない店』(河出書房新社)で、お店と店主のやや長いプロフィールを書いて、そのおもしろさに目覚めました。私はレシピにも文学があると思っていますが、プロフィールにもある。ちょっとしゃっちょこばって言うと、プロフィール文学。あるならば書いてみたい、と思ったわけです。「女将のいる場所」は、写真も1点、文章もタイトなハコ組です。淡々と描く文章(プロフィールなので)、そこに私...
2023.04.10 03:20新刊『ピッツァ職人』予約開始(5月19日発売)4月に続いて、5月20日に新刊『ピッツァ職人』が発売されます。リアル書店ではひと足早く、5月12日に販売開始。予約はすでにスタートしています!こちらは書き下ろしのノンフィクション。日本に「ナポリピッツァ」なるものがやってきて、天井知らずに盛り上がっていった時代。16歳でピッツァと出合い、17歳で職人になり、18歳でナポリへ渡った少年がいたーー。本書は、ピッツァ職人・中村拓巳さん(ピッツェリアGG)の成長を縦軸にしながら、日本におけるナポリピッツァの到来と熱狂、そして浸透、ピッツァに魅せられたさまざまな職人たちの物語といったアナザーストーリーが横軸として交錯していく、イカワ史上初の大河ドラマです。ナポリとは、どんなところだろう? ナポリピッツァとはなんだ...
2023.04.10 02:53書籍『東京で十年。』予約開始(4月18日発売)dancyuで連載中の「東京で十年。」が、書籍になりました!書籍タイトルは『東京で十年。 店をもつこと、続けること』(プレジデント社)。発売は4月18日ですが、予約は始まっています。長野陽一さんの写真と、井川直子の文。雑誌とはまた違った世界観を味わってみてください。本書では、第1回〜50回までを収録(51回以降のお店のみなさま、待っててね)。
2023.04.06 04:45連載第100回「あめつち」@東京で十年。2014年4月号からスタートした、dancyuの連載「東京で十年。」が今月号で第100回を迎えました。歳月でいうと、ちょうど9周年。これから10年目に突入です。「東京で十年。」が10年となるれるのか?!この記念碑的な第100回は、日本酒と料理の店「あめつち」です。どの駅からも遠く、区役所のいなくなった区役所通りにあり、木造一軒家で女性店主が一人で営むささやかな店。ある酒場の店主は、「あんな不便な場所で十年続けていらっしゃるのは、僕らの希望」と言っていました。当の店主は、今夜も淡々と、7席のためにおひたしを作り、燗をつけます。私もいつものように100回を書き、101回めを迎えたいと思います。