イノベイティブなネパール料理、というのかな。
伝統料理そのままでなく、日本の素材と、オーナーシェフであるアディカリ・カンチャンさんのクリエイティビティが生かされたお料理です。
彼が日本へ来たのは、大学で経済を学ぶためです。無事卒業したというのに、ああなってこうなって今、レストランという舞台にワクワクしている、ジェットコースタのような人生。
そしてまた妻の明日美さんが、名前の通り、美しい明日を導いてくれるようなミューズ。
超ポジティブな夫妻による、ジャパニーズ・ドリームの第一章を書かせていただいた気がします。
この号で、「料理通信」は休刊が決定しました。
「新米オーナーズ・ストーリー」もまた、連載149回を数えて終了です。
2006年から、一つの連載を14年も、同じ編集者と一緒に務められたことを誇りに思います。
このお話は長くなりそうなので、またいつか、あらためて。
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