『イタリア好き』新連載。



新連載、始まりました。

濃度高めなイタリア料理店やバールなどで無料配布されている『イタリア好き』で、連載では初めてのフィクションです。

編集長のマッシモ松本さんから、小説書いてみませんか?と言われた時はまさにこんな顔😳。

小説、恥ずかしながらほとんど読まないし書いたことないしなぁ。あ、一度だけ『エスクァイア』で「ビール目線で物語書いてみて」って依頼のフィクション書いたっけ。

などとお昼から編集部のお二人とワイン飲んで楽しく喋っているうちに決定してました。笑

小説になってるかはわかりませんが、空想のお話です。でも、これまでの取材の記憶から生まれた物語なので、ノンフィクションとフィクションの間を行き来するような文章かもしれませんね。

タイトルは「クウォーコ・ジャポネーゼ」。日本人コックという意味で、イタリアへ料理修業に出る日本人が大量にいた時代、名前を憶えてもらえないコックたちは一律にこう呼ばれました。「おい、日本人コック!」または単に「日本人!」って。

そんな名もなき一人である「僕」がイタリアを巡り、広い世界と触れていく物語。どうぞ「僕」を応援してください。