vol.18 本当に、それでいいのか?

目次、何度もやり直しています。
vol.4でいったん解決かと思いきや、やっぱりわかりづらいかも? とかいろいろ吹き出してくるんですね。
本書『変わらない店 僕らが尊敬する昭和(東京編)』では、主人公が2人います。

●尊敬している「僕ら」
●尊敬されている「昭和の店」

目線は「僕ら」である、シェフやソムリエ、飲食店店主。だから目次は「僕ら」の仕事とお店で分けているわけです。
このちょっと複雑な構造を、どう単純に見せていくか。
デザイナーの菅さんは、「彫刻を彫るように、だんだん形をつくっていく」と言ってくれました。

ちなみに第一章は、「ゴロシタ.」長谷川慎シェフが尊敬する、「重よし」。

章タイトルが、「本当に、それでいいのか?」なんです。
なんだか私たち自身に問われているような。

すべて章タイトルも書き下ろし、連載時とは違うのでお楽しみに。