イタリア式のバールで、あえての「コーヒーハウスニシヤ」という昭和っぽい名前。
バリスタの西谷恭兵さんは素晴しくエレガントなcaffeを淹れますが、サービスのプロでもあり、じつは子どもの頃からパティシエを目指していた人でした。今、彼のお店で文字通り「飛ぶように」ドルチェが売れて行くのも納得です。
連載「昭和のこころ」。西谷さんが尊敬するのは、1年だけ修業した自由が丘「モンブラン」。優しいモンブランの味はもちろん、画家・東郷青児によるお菓子のパッケージや、サロンの壁や床の質感、ゆったりした空気感に昭和の余裕を感じます。
西谷さんは今でも月に1回ペースでケーキを食べに行くそうです。親は、ずっと親なんですね。
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