このお店のことを、私はちゃんとわかって書けるだろうか。
そもそも私が、書いていいのだろうか。
考え始めるとこわくなる、それほどこの店を特別に思う人は多く、この店が育ててきた人の輪は大きい。「葡呑」は、みんなが帰る家のような酒場です。
dancyu連載「東京で十年。」
もうとっくに20年くらいかと思いきや、西麻布で10年。
雑居ビルばかりの街で、奇跡的に残る一戸建て木造家屋。デザインは故・石川純夫氏。デザイナーズ・レストランなる言葉が生まれた1990年代、古民家再生を得意として活躍されていた方です。
誌面では、生かされているこの家が笑っているように写っています。
女将のくまちゃんと、店主の中湊さんと、この家と。三人(二人と一軒)一緒、10周年の記念写真ですね。
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