2024.07.20 06:43インディペンデントな映画館と書店のある街へミニシアターよりもっと小さな、マイクロシアターと呼ばれる映画館に萌えています。きっかけは、赤い鉄柵の階段があるアパートの203号室が、映画館になっている「シネマ203」を知ったことでした。こんな映画館、あり?ありなんだ!と知った時の興奮。調べてみると、日本のあちこちにいつの間にか増えていた!なかでも、旧小学校の図工室をリノベーションした鳥取の「ジグシアター」の、ごろんとなりたい(なれる)ソファの誘惑たるや。こんな空間で、こんなふうに映画観てみたかった!という、眠れる願望が揺り起こされてざわざわが止まりません。私は自分の部屋で、すっぴんにパジャマで観る動画配信も大好きですが、映画館というパブリックだから得られる集中と高揚があり、さらにマイクロな映画館には...
2024.01.22 01:01立ち飲みエッセイ@メトロミニッツローカリズム「メトロミニッツ ローカリズム」いまどきの立ち飲み特集号。ここ数年で東京の立ち飲みはいちだんと多様化し、それぞれに個性が際立って、粒揃いです。そんな東京ホッピングに必携の一冊。私はこの大好物なテーマで、巻頭エッセイを書いています。タイトルは「立ち飲み酒場は、街のベンチ」。ヨーロッパの街にはベンチが多いんですよね。ベンチのある街は、やさしい街だと思いました。おかたく言えば、ベンチ(=立ち飲み酒場)の存在と意義みたいなことを、ふにゃふにゃ語っています。地下鉄の駅で見つけたら確保してくださいね。#メトロミニッツローカリズム
2023.01.25 12:44SAKE STAY特集「ventinove」今回の特集は「お酒が生まれる地に泊まり、その土地の空気を感じながら味わい、ゆったりと過ごす時間。そんな現地でしか味わえないおいしいお酒の旅」。巻頭6ページで、群馬の「ヴェンティノーヴェ」、イタリアンと日本酒ペアリングの旅を紹介しています。トスカーナの心と、北群馬の食材と、今をときめく日本酒蔵の出合い。懐かしくて新しい体験を、ぜひ。
2022.02.25 01:49東京巡礼以前、「昭和のこころ」と題する連載をしていた『メトロミニッツ』。久々に、2022年2月20日発売号の「東京巡礼」にて、案内人として呼んでもらいました。私がご案内するのは、イタリアンで巡る白金。白金って、わざわざ遊びに行かない街、あまり用事のない街かもしれません。だからこそ、流行に躍らされず、街に暮らす人たちから長く愛されているお店が多いように思います。そして、イタリアなお店が粒ぞろい。イタリア食材店、イタリア専門のワインショップ、切り売りピッツァやジェラートのおいしいバール、トラットリアにカウンターイタリアン。私がガチでしょっちゅう行く4軒と、最近発見した新星2軒を紹介しています。