高太郎

2022年2月号の「東京で十年。」は、渋谷の居酒屋「高太郎」。スペシャルエディションの3ページです。

dancyuでの登場回数が多いと聞いて、編集部に数えてもらったら10年で22回!

お店の紹介だけでなく、つまみのレシピやテイスティングなどの企画も含めての数とはいうものの、編集スタッフだって入れ替わるのに、同じ店に何度も依頼することはそうそうないのにこの回数。

代々の担当が「やっぱり高太郎さんに」と思うほどの信頼があるのでしょうね。

そういう私も、コロナ禍に始めたnoteでの連載「#何が正解なのかわからない」で、高太郎さんの言葉を聞きたい!とお願いしました。(連載は2021年、『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』(文藝春秋)として書籍化)

信頼され、人が集まる。

そういう居酒屋店主の10年は、決してドラマティックではありません。日々淡々と、同じことを繰り返し深めていく集積の10年でした。