vol.22 戦略と葛藤の待ち伏せ。

「三州屋 銀座店」は昼から夜までフルオープン。この間のどこかで校正などの書類や書籍化同意書をお渡しし、説明するのが今回のミッションです。
「社長」と呼ばれる店主は17時にやって来る、ということは知っていました。
しかし17時からは酒場の稼ぎ時。そんな時に書類をお渡しするのは邪魔ですよね。
とはいえ単に預けただけでは、説明がうまく伝わらないかもしれない予感がとてもする。
考えた末、早めに行って、もし17時より早く社長が来られたらそのタイミングで書類をお渡しするのがベスト!という作戦を立てました。
で、酒場ですから、生ビール飲みながら待ち伏せするわけです。
16時過ぎに着いて、あっと言う間にお通しを平らげ、鳥豆腐もやっぱり行っとかないと。春菊のバランス、本当に完成度高いなぁ、と再確認しながらジョッキは空くわけです。
早すぎたか…着くのが。いや、呑むのが。
2杯目は酔っ払いにくそうな、慣れないお酒にしよう。と、レモンサワーに替え。やや逆効果。
16時40分頃になると、どんどんお客が流れ込んでひとり焦ります。ぐび。
はたして社長は、17時きっかりに現れました。
お姉さんの「来たわよ、今!」の声かけで、鶏肉をタレに落っことしたのが気になりながらもミッション終了。

同意書のサイン、本日の日付けを1日間違えて伝えちゃったけど(社長が気づいてくれました)。