ぬくもる特集、BRUTUSの「おいしい、温泉」で別府、湯布院を担当しています。
別府温泉は源泉数・湧出量ともに日本一。なんて知らなかったのですが、今年の秋にプライベートで訪れ、温泉街の楽しさに感動したばかりでした。
別府には8つの温泉郷がありますが、今回はJR別府駅まわりの別府地区。
コンビニより多い地元の温泉、通称「ジモ泉」と、小さくて素敵な飲食店が混在する夢のような場所です。
別府の人は自宅のお風呂に入らないと言われるほど、サンダルつっかけて行ける近所のジモ泉へ、朝起きてそのまんまの寝グセ頭と寝巻きみたいな格好でひとっ風呂。お散歩の途中にひとっ風呂。夜飲みに行く前にひとっ風呂。
そこにはいつもの顔があって、たわいないおしゃべりをして。見知らぬ観光客にも話しかけて輪に入れてくれる。ってこれ、スペインのバルみたい。
お互いすっぽんぽん、ってこと以外は。
湯布院エリアでは、ボタニカル・リトリートを掲げる新オープンのオーベルジュ「enowa yufuin」を書いています。チベット出身の若きシェフ、タシ・ジャムツォさんによる、日本の、湯布院という土地への感動と敬意が詰まった料理の数々。
これから自家農園に鶏小屋ができて、さまざまな取り組みが本格化し、何よりタシさんの経験が増えるにごとに料理世界がどう変化していくのか、楽しみな1軒。
あと、絶景プライベートサウナは、サウナーじゃまったくない私でさえ「うおおお!」ってなりました。
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