「鮨 やじま×サーモン&トラウト」メトロミニッツ 2018.10.20

「サーモン&トラウト」が下北沢のはずれ辺りに現れて4年。シェフの森枝幹(もりえだ・かん)さんはなんだか自由で、自転車でちょっと渋谷に行ってくる、みたいな感じでインドネシアやタイのジャングルにメキシコに、地球の隅までひょいっと行って何か食べています。

ガストロノミーも部族の料理も同じように。で、自分の店では時に、カメやセミも料理する。

だけど奇をてらうと言うよりも、それらの先にはいつも本質的なものが見えている、という印象の料理人でした。

だから、森枝さんが尊敬しているのはどういうお店だろう? とずっと気になっていたんです。

メトロミニッツの連載「昭和のこころ」で教えてくれたのは、「鮨 やじま」。渋谷で37年のお鮨屋です。

「僕は〝端〟のことばかりやっていて、この店は真ん中だけやっている。真逆ですよね」

森枝さんはそう言いますが、やっぱり、その先には同じ種類の何かが見えている気がします。