連載「東京で十年。」の、年末だからスペシャル・エディション「東京で二十年。」です。
10年で奇跡といわれる東京の飲食業界で、20年。
原田慎次シェフは、「10年なんてあっという間、20年経っても達成感など何もない」と語りました。彼は、20年前から今もなお、初日にいるのです。
3ヵ月先まで満席の店と言われ、雑誌を開けば必ず載っていて、時代に愛された。
原田シェフは華やかなイメージのある人でしたが、じつは20年、ずっと厨房に立ち続けていました。1日も休まず、タラバガニを毎日焼いていました。
それはとても地道で、とてもカッコいいことです。
「アロマフレスカ」と原田シェフの、そっち側のすごさが伝われば幸いです。
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