2019年明けたての、dancyu連載「東京で十年。」は、牛込神楽坂の四川料理店「梅香(めいしゃん)」です。
梅の香り、新年にふさわしい響きですね。
牛込はかつて武士が住んだ町。
そこへ10年前の2008年、姉妹で営む可憐な名前のお店が誕生したわけですが、店主で料理人の姉は「一度決めたら、迷わない」。どことなく、やっぱり武士っぽい主です。
彼女たちのお店へ行くと元気になる、と誰もが口を揃えます。
私が「梅香」を初めて取材したのは9年前ですが、今再び取材してみて、それは当然のことなのだとわかりました。自然の理、宇宙の法則です。
写真家・長野陽一さんが、「鍋の中の宇宙」を見事に撮ってくれています。
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