bistro YEBISU

コロナ禍の取材自粛で1号休載、再開初めのお店には赤ちゃんがいました。

店主夫妻にとっては10周年で待望の。

夫妻を囲む常連客にとっては、不安と自粛で鬱々とした毎日を照らす、希望の。

dancyu連載「東京で十年。」は、bistro YEBISU(ビストロエビス)です。

カンガルーのお母さんのように、マダムが赤ちゃんを抱っこして店に立ったり、交代でスタッフがお散歩に連れて行ったり、取材中は椅子をいくつか合わせた即席ベビーベッドでごろんと寝ていたり。

夫妻のタフな臨機応変力にも感動しましたが、何より「赤ちゃん」という存在の明るさが、みんなを「こっちだよ」引っ張っていってくれている気がしましたよ。