dancyu連載「東京で十年。」は、牛込神楽坂のスペインバル「バルマコ」です。
酒類提供がようやく許された10月、お店の再開後すぐに取材をお願いしました。
バルはお酒を飲む場だから、お酒が出せないなら店を閉める。店主の今村真さんはそう考えてずっと休業していたので、取材ができるかどうかは、要請がどうなるのか?にかかっていました。
再開しても、ブレーキを踏みながらゆっくり、少しずつ。人数を抑え、真面目すぎるくらい真面目に感染対策を徹底する、そういう店主だからお客は安心して通えるんですね。
慎重だけど、でも、お客の楽しそうな顔を見ながら料理が作れる。
心の中では思い切りジャンプしていたみたいです。
タイトルの「もう一度高く、JUMPするよ」は今村さんが中学時代から敬愛する忌野清志郎の歌『JUMP』から。
原稿を書く前に、ガンと闘う清志郎が復活ライブ(けれど最後になったライブ)で歌う『JAMP』をYouTubeで観て泣いちゃって、しばらく書けませんでした。
0コメント