wine stand waltz ワインスタンドワルツ

東京・恵比寿で十年。私がガチで通ったお店です。

店主の大山さんはスター気質ではないけれど、たぶんスターに憧れられるチャーリー・ブラウン。あるいはジャック・タチ。

彼と同じ空気の場所に居たくて、空いてる時間を狙って通っている人も多いのでは?

「やさしさ」というと昨今は「自己犠牲」と混同されそうですが、そうではなく人間として他者を想像するというやさしさを、この店と店主には感じます。

原稿に、「映画」という言葉が出てきます。

ワルツには、ジャック・タチの『ぼくの伯父さん』のポスターが貼ってあるのですが、dancyu「東京で十年。」を書いている時、私の心にあったのは『パターソン』でした。

井川直子 naoko ikawa

文筆