荻窪の書店「Title」店主、辻山良雄さんによる『365日のほん』(河出書房新社)。
9月の章、224ページに、「考える本」として『シェフを「つづける」ということ』(ミシマ社)を取り上げていただきました。
“本は誰かに読まれることで、はじめてその本になります。”
ほんとうに。
書き手が書いて、編集者と揉んで、デザイナーが世界観を形にして本になる。
でもそこから読み手に手渡してくれる「つなぎ手」がいてくれて、はじめて読んでもらえます。おぎゃー、の瞬間です。
で、読んでくれた人たちによってそこからまた、いろんなふうに成長していくんだろうな。
あなたと、一冊の本によき出合いがありますように。
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