カンテサンス 岸田周三シェフ

STORY BOX 8月号

1 雄飛の新連載! 閉ざされた少女<br />下村敦史 『アルテミスの涙』 第一回, 2 誘拐か失踪か 出遅れた理由<br />辻村深月 『ファイア・ドーム』 第8回, 3 好評連作 妻の本心<br />柏井 壽 『鴨川食堂』 第44話, 4 第2回日本おいしい小説大賞<br />最終候補作発表, 5 東京拘置所の朝<br />柚月裕子 『教誨の橋』 第3回, 6 小さなこぶし<br />あさのあつこ 『神無島のウラ』 第十回, 7 呪いの痣<br />澤村伊智 『大門ビルディングの怪談』 第七話, 8 ウクライナ・ファクター<br />手嶋龍一 『鳴かずのカッコウ』 第四回, 9 県警本部内の対立<br />今野 敏 『ボーダーライト』 第3回, 10 凶報の伝達<br />飯嶋和一 『北斗の星紋』 第十八回, 11 新作情報解禁! 映画エッセイ<br />西川美和 『スクリーンが待っている』 No.9, 12 佐藤 優 『危機の読書』 第3回, 13 リレーエッセイ 思い出の味 第34話<br />大島真寿美, 14 柏井 壽 『鴨川食堂おでかけ 流とこいしのひとりご飯』 第4回 第5回, 15 熱血新刊インタビュー 吉田大助 第85回<br />誉田哲也 『妖の掟』, 16 翻訳者は語る<br />高橋尚子 『その手を離すのは、私』 第26回, 17 “おいしい”のバトン<br />岸田周三(カンテサンス オーナーシェフ) no.2, 18 ノンフィクション 東 えりか, 19 エンタメ小説 吉田伸子, 20 警察小説 香山二三郎, 21 執筆者紹介, 22 ※「話題作、読んで観る?」は、休載いたします。

小学館

新しい連載が始まりました。

小学館『story box』の「おいしいのバトン」といいます。文芸誌で、その料理人の今をつくってきた「これまで」の話を訊くという趣旨。文学の好きな読者に料理人の話を伝えるっておもしろそうだな、とお引き受けしました。

もう一人のライターさんと代わりばんこの担当で、私の初回は、「レストラン カンテサンス」岸田周三シェフです。

昨年のドラマ『グランメゾン東京』(TBS)での料理監修もされましたね。

あの時期、取材などでお会いしたいろんなシェフが、少年のような夢中さでドラマのことを語っていました。同業なのにみんな素直に楽しんでいる、「料理が好き」っていう気持ちをあらためてかき回される何かがあったみたい。

その理由の一つが、圧倒的な存在感を持った「料理」なんじゃないかなと思います。

すでに「シェフ」という一つの夢を叶えた人たちでさえドキドキさせたドラマ。

岸田シェフもまた、

「僕が子どもの頃から憧れ続けた料理の世界、こんなに素敵なんだよ、ということをみんなに知ってもらいたい。」

とおっしゃっていました。

お話がおもしろすぎて、1万5000字の下書きからぎゅぎゅっと3000文字ほどに縮めましたが、岸田シェフがどうつくられてきたのか、ちょっとは感じてもらえるかなと思います。