2019.02.28 10:33オクシブの町鮨 dancyu webdancyu.jp「みんなの町鮨」第三貫。日本人初のイタリア人、というへんてこな肩書きを持つデザイナーのハヤシコウさんと、オクシブの町鮨に行ってきました。普段、日本のお米もお醤油も口にしないハヤシさんが、例外としてお鮨屋に行く理由は2つ。1つは、イタリアから来た友人の東京案内です。彼らの要望は決まって「スシとシブヤ」。だから二つをくっつけた、という……!(もう1つの理由は本文でどうぞ)
2019.02.20 01:54「呑家 しの × the OPEN BOOK」メトロミニッツ 2019.2.20新宿ゴールデン街の師弟です。田中開さんは、5番街にあるレモンサワー専門バー「the OPEN BOOK」の店主。尊敬するお店は1番街の「呑家 しの」。開店して45年、遊んでいた時代から数えれば、この街で半世紀以上行きている女主人の言葉は圧巻です。田中さんは一時期、この店でアルバイトをしていました。祖父が愛したこの街に子どもの頃から親しんで、「新宿は知らないけど、ゴールデン街なら知ってる」高校生に育ち。実際、27歳の彼は、どこへ行ってもみんなに可愛がられる。本人は「(街の常連だった)おじいちゃん効果」と言うけれど、親や祖父母ほどの人々に敬意を忘れない田中さんの資質です。タイトルは女主人の言葉で書きましたが、田中さんの目線でも一案、考えていました。“「しの...
2019.02.08 01:56「トラスパレンテ」dancyu 2019.2.6連載「東京で十年。」、今月は中目黒・学芸大学・都立大学にある「トラスパレンテ」です。日本では一般にブーランジェリーなどと呼ばれますが、イタリアで修業されたのでイタリア語で言うとpanetteria(パネッテリア)。でもシェフの森さんは取材を通して、自分の店を「パン屋」と表現していました。街のパン屋であることが、彼の稔侍です。商店街育ちで、商店街を元気にしたいから、商店街のある駅に店を出す。多店舗展開をするお店はとかく色眼鏡で見られがちですが、彼の稔侍はとてもトラスパレンテ=クリアです。
2019.02.07 02:57「デリカ」料理通信 2019.2.6つくづく、お店はスペックではないのだなぁと思います。埼玉食材だから、ナチュラルワインもクラフトビールも日本酒も飲めるから行きたくなる、というわけではなくて。むしろ、都心の人気店で修業した彼がなぜ大宮?という謎も残しつつ。そんなこんなが吹き飛ぶような「デリカ」のあの気持ちよさは、行ってみなければわからない。なんてことを言っては書き手としておしまいなので、気持ちよさの理由を一生懸命探り、書きました。鍵は神社にありましたよ。連載「新米オーナーズストーリー」です。