2020.01.28 04:23EST!(エスト!)1月25日から都内で、2月15日から全国で発売される『d LONG LIFE DESIGN 』no.2。誌名が『d news』改め、2号から『d LONG LIFE DESIGN』になったんです。 連載「つづく店のやさしさ」は、湯島のバー「EST!」。バーには珍しい、親子2代。凪の穏やかさにも似た空気感は、規則正しく決まりごとを守る、マスターの日々から生まれていました。
2020.01.27 04:25鮨泉同い年の吞み友だちにして大学教授、建築が専門の岩城くんと町鮨です。20年以上前、江古田の極めて大衆的な酒場で出世頭(予定)といわれた彼もちゃんと教授になって、愛妻とは銀婚式、3人の子どもはみんな成人。でもなぜか、吞み始めると20代にタイムスリップです。板橋区に住む彼の町鮨は、なぜか神泉の「鮨泉」。町の調査で訪れた渋谷の元・花街で、偶然見つけて以来7年。大将の仕事を「クリエイション以上」と尊敬する教授は、そのお鮨を次世代の子どもたちに伝えるべく、家族と通っています。
2020.01.16 05:02たまると沿露目「酒亭 沿露目」店主の大野尚人さんは、生来の人見知りなんだそうです。でも、この人すごい!と思ったら、いろいろ訊きたくてたまらない、飛び込んで話しかけずにいられない。なんという純粋な動機と行動だろうと思います。彼が尊敬するのは、荒木町の「たまる」。冬はあんこう鍋、夏は穴子料理の昭和のお店。というより荒木町の宝。江戸の格好良さとは何かを教えてくれる大先輩です。お話しを聞かせてくださったご主人と、書くことを許してくださった古くからの常連のかたがたに、心から感謝申し上げます。
2020.01.16 04:42レンゲ新宿三丁目、スナック居抜きの「チャイニーズタパス レンゲ」から、銀座のビル9階「レンゲ エキュリオシティ」へ。その間、師匠の店とのかけもちを2年半。人の2倍の濃密さで生きているような料理人、西岡英俊さんと「レンゲ」の10年。常に「おもしろい」がアンテナにひっかかる彼の頭の中は、宝箱です。濃度は濃く、感度は高く。という人だから、そのずーっと先にある極めてナチュラルな夢は、ちょっと意外でした。