2023.08.31 08:35エッセイ「無趣味」全文秋田魁新報のリレー連載「遠い風 近い風」エッセイ。8月のいつかに掲載された「無趣味」の全文です。写真は、お話に登場する故・関口一郎さん(「カフェ・ド・ランブル」創業者)。彼が無趣味だったわけではなくて、夢中についての大事な言葉を与えてくれた方です。
2023.08.28 02:38写真家・長野陽一さんとトークイベント!なんと!本好きの聖地、京都・誠光社さまでフェアを開催してもらえることになりました。今年上梓した2冊の本『ピッツァ職人』(ミシマ社)と『東京で十年。 店をもつこと、続けること』(プレジデント社)の刊行記念。『東京で十年。』の共著者である写真家・長野陽一さんの写真+井川直子の全著作が、9月1日(金)〜15日(金)の2週間、店頭に並びます。9月9日(土)には19時より、長野さんとのトークライブを行います。雑誌『dancyu』9年間、毎月一緒に連載を続けてきた長野さんと、人さまの前に出てトークするなんて初めてです。
2023.08.28 02:14クオーコ・ジャポネーゼ 4°われらが『イタリア好き』の最新号は、修道院の世界。修道院のワインやお菓子、おいしいんですよね。なんでだろう?って思っていました。多幸感あふれる表紙からしてきゅんきゅんします。そんなそんな今号で、連載小説「クォーコ・ジャポネーゼ」はvol.4。日本人コックの「僕」は、秋に旬を迎える白トリュフの産地、ピエモンテで修業先を探そうとしますが、なかなかうまくいかない。日本人コックの誰もが、同じ発想で殺到しているからです。行き詰まり、でもあきらめきれずに突撃訪問の直談判を決めた僕に、出会いがありました。くわしくは本誌をどうぞ。
2023.08.16 03:55松濤はろう 女将のいる場所おとなの週末に連載中の「女将のいる場所」。今月号は、渋谷「松濤はろう」の井上仁美さんです。漫画の『蔵人(クロード)』を読んで日本酒と料理の道を目指した、と聞いたので、原稿前に読んでみた『蔵人』10巻ノンストップ。新鮮!がんばり屋の女の子と、仁美さんが重なりましたよ。
2023.08.10 12:32『ピッツァ職人』刊行、特別寄稿エッセイ『ピッツァ職人』刊行記念として、月刊PHPにてエッセイを寄稿しました。本書がテーマにしている「夢中」になりたくて、なりきれずにいた私自身の半生について書いています。題して「流れ流れて、流木人生」。私は若い頃からずっと、「やりたいことがない」ことに焦り悩む人生でした。何かに夢中になりたい、目標を見つけてがんばりたいのに、自分の「やりたい」がわからない。そう告白すると、たいてい驚かれるのですが事実です。そんな人がどうして文章を書く仕事に就いて、本を出すことになったのか。今はどうなのか。ご興味のある方はぜひお手に取ってみてください。
2023.08.07 01:48ルブトン dancyu 東京で十年。オープンしたての頃から、路地裏にそこだけ灯りが漏れていて、楽しそうだなぁと思っていた「ルブトン」。いつかお話を聞いてみたかった杉山将章シェフに、念願叶って取材できました。どうしてこの店に人が集まるのか(お客さんも同業者もスタッフも)、その理由がみなさんに伝わりましたら幸いです。ちなみにタイトル「できるんだったら したほうがいい」は、私も座右の銘です。といっても私の場合はすぐさぼるから、自分のお尻を叩くための言葉だけど、杉山さんは迷わず体が動いてる。そこだよね。#dancyu #東京で十年 #ルブトン
2023.08.01 01:53連載エッセイ+インタビュー(されたほう)今月の連載エッセイは、大分のかぼす。正しい搾り方から、味わいの違いまで、かぼすトリビアなお話です。そして今号は「人物語」という人物インタビューのページにもお邪魔しています。私の全然自慢できない、カッコ悪い半生を、なぜか楽しげに語っている写真つき。よかったらご覧ください。