dancyuの連載「東京で十年。」が書籍化。
『東京で十年。 店をもつこと、続けること』(プレジデント社)となりました。
dancyuでの連載が始まったのは2014年4月号から。
第1回は「オステリア ナカムラ」。料理が好きで好きでというシェフと、気働きの利くマダム、ご夫婦で営むイタリア料理店です。
こういう、ささやかな存在でもしっかり愛されて10年経ったお店の話を書きたいと、ずっと考えていました。
スクラップ・アンド・ビルドの街、東京で10年続く店は1割ともいわれるなか、10年の場所に立ったとき、彼らは何を思っているのだろう?
訊ねてみたくなったのが小さなきっかけです。
その頃、さまざまな編集部から求められるのは「新しい店」で、特集記事の候補店探しでも「3年以内の開店」といった条件つきが多かったんです。
東京で、新しさは必要です。
でも、長く続けているお店の価値が見落とされているのなら、ちゃんと伝えたい。私自身も確かめたい。
しのぎを削る東京で、長く在る店は、少なからず誰かにとってなくなっては困る店であるはずです。
飲食店は消費じゃない。
そんな気持ちもあったと思います。
東京の片隅で、個人店を中心に取材をお願いしてきました。
長野陽一さんの写真とともにお楽しみください。
#東京で十年 #店をもつこと続けること
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